コントロールアビリティ


どうやら、ストレスを感じる事、強く感じる事、長期に渡り感じることは、認知症になりやすいらしい。

そして、そのストレスを感じる環境は、30代、40代が最も多く、原因は上から、人間関係、仕事の質、仕事の量、だそうです。ほほう。なんとなく想像の範囲だね。

だが、人の性格によっては、ストレスを感じづらい人もいる。それは、会社の経営者や、芸術家、だそうだ。

そして、その人たちが強く持っているのは「コントロール・アビリティ」。これは、自分自身を管理する能力のことで、これが高い人はストレスを感じづらいとな。

裏を返せば、感じやすい人はコントロール・アビリティが低いらしい。

アンガーマネジメント

そうやって考えると、真っ先に思いつくのは、アンガーマネジメントだね。自分の中で怒りが湧いて出て来た時に、それを管理できるかどうか?

これは、人としての価値を決定づける。自分も感情的になる者を程度が低い人とみなす。人間的で羨ましいと思うけど、それでもやはり、得をすることはないからだ。

だけれども、歳を重ねるにつれて、怒りの制御が難しくなるような気もする。なんとなくね。歳をとると頑固になるからね。わがままになるからね。

なので、年寄りが暴力沙汰で逮捕されたりなんてのは、若い頃は阿呆じゃないか?と思っていたが、今は概ね理解できる。ともすれば仕方ない。もっと言えば「あるある」くらい。

自分をコントロールできること、の代表格にアンガーマネジメントをあげて良いのかは、さておいて、兎にも角にも、自分自身を制御出来るようにありたい。

男性更年期でやる気が出ないとかさ、仕事のストレスで投げ出しちゃってばかりとかさ、会いたくない人とは、どんどん縁を切ってしまえ、とかさ。そんな安易なことでも、管理下にあるならそれで良いか。それとも、それらに立ち向かっていくべきなのか?は、また今度考える事にするけどね。ともあれ、認知症になりづらい生活を送ることは自分の子供達の為だよね。